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2009年7月 4日 (土)

自分に「ドンマイ」?

「ドンマイ」…「Don't mind」の日本語的発音。
「気にするな」「大丈夫」というような意味で用いられる。

今朝のテレビで「何にドンマイか?」という題での「街角インタビュー」を放映していた。
すると、ほとんどの人が「自分に」と答えたという。
今の自分に向けて「ドンマイ」と言いたい、と。

まぁ「頑張れ」とか、そういう意味で「ドンマイ」と言いたいということなのだろうけど。
でも…自分で自分に向けて「頑張れ」っていうのは、私は「空元気」だと思う。
「頑張れ」も「ドンマイ」も「他人に言われて元気が出る言葉」だと思うから。


いろいろな意味で、生きることが大変な世の中だ。
「不況」というヤツが頭を押さえつけているみたいで、歩くのが嫌になるような日もある。
しかしそれで自分で自分に向けて「気にするなよ」ということに、どれだけの意味があるんだろう?。

自分で自分に言った言葉は、自分の中だけでしか完結しないんだ。
「頑張れ」…自分は、頑張れ。
「気にするな」…自分は、気にしないよ。
…そこに他人の存在、自分以外の存在に対する「まなざし」は無い。

「♪人は皆、孤独なランナー」とかいう歌がバブル期に流行ったけど、真実はそんなもんじゃない。
人は一人で生きてるわけじゃない。
それは人がこの世に生を受けてから、綿々と続く不変の法則でもある。
自分以外の他者(人間に限らない)から「力」を貰って、押されたり、引かれたりしながら人は生きている。

自分だけが生きているような気になって「孤独なランナー」を気取っているのじゃ、頭の中の「バブル」は取れてないってことだよね。
「ドンマイ」は、自分ではなくて他者に対して使う言葉。
他の誰かを動かすために、自分を削ってかける言葉だよ。

…じゃ、自分には何を言うか?って。
そうだなぁ…当面は「おまえはアホか?」とでも言うか。
自分で自分に向かって言う分には、本当には傷つきはしないんだから。

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