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2011年6月15日 (水)

海見た、空見た、考えた!

来る6月19日「高速道路料金上限千円期間」が終了する。
…と言うことで去る12日「北関東自動車道完全走破」を実行した!。

午前9時過ぎに高速の人になり、ひたすら車を走らせる。
天気は曇りがちの空ではあったが、雨は落ちてきそうに無い…高速走行には向いた良い日だ。

3時間ほどで「ひたち海浜公園」に到着する。
思いのほか近いもんだな?と、少し驚かされる。
昔のことを思えば、太平洋のなんと近くなったことか。

海浜公園は…まあ、こんなもんか?と。
ただ、広大な敷地だし、施設が点在してることもあって「自転車」に乗らないと、楽しみが半減する。
遊園地で遊具に乗って…だけだと、ここは面白くもなんとも無い。
BBQしたりしながら、自転車を持ち込んで、コースを巡るというのがお勧めだ。
傾斜もきつくないので、親子連れでも大丈夫だ。
レンタサイクルもあるけど、一人乗りは「ママチャリ」なのが×。
…これはダメっすよ…成人男性には小さすぎるから。
まあ「タンデム」があるから、少しはマシかな?…力をあわせて漕げば、コイツは速いからね。

あまり深入りはせず、次に大洗水族館を目指す。
…しかし…わたしには「1800円」という入館料は、水族館見学の限界値を越えていた。
なにせ我が群馬県には「桐生が岡公園水族館」という、なんと「無料!」の水族館がある。
規模は大きく違うが、群馬県民の頭脳には「水族館は無料!」という「スリコミ」が存在してるゆえに、1800円と言う値段は「破格!」ということになるのだ。
…ちなみに桐生が岡公園には動物園があり、こちらも入園無料である。
前橋にも「るなぱあく」という、極安で遊べる遊園地があるので、興味がある人は出かけてみて欲しい。

閑話休題。

そそくさと水族館を出ると、目前は太平洋の荒海である。
家族連れなどで人がチラホラ。
サーファーもわずかだが見られる。
日曜日だと言うのに、人がやや少ないのが気になった。

そういえば北関東自動車道も車は少なかった。
東北道との共有区間が渋滞しただけで、そのほかはとても快適な走行が楽しめたのだ。
「料金上限千円」が来週までだというのに、この少なさは少し異様だ。

原因はわかっている。
この大洗の北に位置する「福島第一原発」…放射能漏れを危惧する人たちは、比較的原発に近いこの場所を敬遠しているのだと思う。
実際に放射線量を測れば、過去の日常値よりも「やや高い数値」が出るのは間違いないだろうと思う。
目前の海と、そして空にも、目には見えないし、臭いもしないが、放射能は明らかに存在している。
ヨウ素だの、セシウムだの…場合によっては極微量ではあれストロンチウムとかプルトニウムが在っても不思議ではない。
そう考えると二の足を踏んでしまう…それは当然のことだろう。


自販機で「ドクターペッパー」を見つけて、懐かしさあまって買ってしまった。
それを片手に海岸沿いを歩いて、防波堤を超えた階段に腰掛ける。
風はやや強く、潮の香りが心地良い。
波音を聞いていると、眠気と同時に自分が「太古の時代」にタイムスリップするような気がして、不思議だ。

ドクターペッパーは、独特の甘さと、サクランボウの香料が強くて…私の感覚では「懐かしい味」と感じさせる。
食品添加物も、人工甘味料も、合成着色料だって、私が幼かったころには「未来を感じさせるもの」だった。
ただひたすらに「科学万能神話」を信じていさえすればよかったと言う、極めて平和な時代であった。
「原発」も、そういった「理由無き安全神話の産物」だったんだろう。

…広大な空と、その下に広がる「果てしない海」を見ながら考えた。

「この空と海に、昔ならば考えもしなかったような「放射能」が存在しているんだ」
「…スゴイことだな…この広大な場所に撒き散らかされた放射性物質…微量でも人体に害があるという」
「一体…我々は「何」を今まで用いてき、そしてそれらを信じてきたんだろうな?」

…遠くで子供の嬌声が波音にかすかに聞こえ、波の行き来に遊ぶ「黒い犬」の姿が見える。
放射能漂う場所で、何事も無かったように戯れる人たちの風景があった。


「今のような杞憂は、いつまで続くんだ?」
…放射線障害が原因で「内部被曝による、DNA情報の改竄」が進んでいく。
多発するだろう「小児がん」や、妊娠したときの「催奇形性」…放射能による遺伝子レベルの障害は、これからも大きな傷を人々に与え続けていくだろう。

「…賽は投げられた」
…空の上のほうで、誰かが喋った声を聞いた気がする。
言葉どおりの「空耳」なのだろうけど、雲間は切れず、光が海に差し込むようなことも無い。
どんよりと曇ったままの空と、青くは無い海を見ていると、未来が憂鬱に思えるばかりだ。

…飲み終えた「ドクター・ペッパー」の缶を「いっそこの海に…」投げ込んでしまおうか?と一瞬考える。
過去の「幻影」など、藻屑となってしまえばいい、と。

しかし…「アルミ缶」は藻屑にはなってくれぬだろう…いつかは塩で腐って、消えてなくなるかも知れぬが「藻屑」にはなるまい…過去を悔やんでも、自棄になっても仕方が無い…過去は浄化など出来ぬものだ。


そう…流せて忘れる過去などありはしない。
何十年も何百年も消えることが無い、放射能の存在と一緒だ。
人一人の生の間には、解決できないことなど山のようにあるじゃないか?。
…そう…結局は「前に進む」以外には無いのだ。

空き缶をつまんで、車へと戻る。
「心まで進んで汚染する必要も無かろうよ?」
とりあえずの「第一歩」…小さな小さな一歩は、人それぞれで踏んで欲しいものだ。

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