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2019年2月

2019年2月24日 (日)

「オリンパス SP-800UZ」購入

「オリンパス SP-800UZ」なるコンデジを中古で買いました。
まあ新品で売ってるわけない…もう10年近く前に販売されたカメラですからね。
なので御多分に漏れず、色々と「あります」が…まあ、そんなものです、大古の中古なんて。

なぜまたコンデジなんかを買おうかと思ったか?というと…
「以前使ってた超高倍率ズ-ム機を売っちゃった!」からなんです。
要は食べてしまったと。

それからの日々は、悔やみと諦めを繰り返しする毎日で…やはり一応は「バード・ウォッチャー」なので、使えるカメラの一つも無い、というのは如何なものかと。
見るだけでもそれは楽しいのが野鳥ですけど、やはり「カメラの人」ですから、写真に残したいという意欲は大きかったりします。
厳しい厳しい財政事情を睨みながら、何とか使えるものはないかしら?と、毎日ネットの中古サイトを見ていたのですが…そこに「コレ」があったわけです。
先に書いたように「わけアリ的な」個体でしたけど、いいやもう、と。
心の整理のほうが大事だったですからね。


それで…このカメラ、中古でもあまり出回ってないんですね。
オリンパスのカメラらしく「個性的」なカメラで、同じ超高倍率機のフジのものとか、キヤノンのものとかと、少し方向性が異なっています。

まず「電池」ですが…単三電池じゃありません。
単三電池も良いところはあるのですが「小型化」のためには「パックリチウム電池」の方が有利です。
このカメラに採用されているのは「LI-50B」というタイプで、オリンパスではよく使われてるタイプです。
ちなみに、リコーのコンデジでも一部採用されています(型番は異なります)。

この電池をグリップ部に収納するため、グリップがとても細身です。
私は手が小さい方ではないので、単三電池でも苦は無いのですが…ただやはりグリップは細身の方が握る力が要りません。
それに、グリップを細身にすることで、全体のデザインが「小振り」であっても、おかしく感じません。
この辺りは流石に、名機「OM-1」を作り出した、オリンパスのノウハウが活かされています。
レンズ鏡筒も、それほどまでに大きく太くは無くて、ちょっと見「30倍ズーム」という感じはしません。

このカメラ一つと、予備の電池だけ持って、ふらりと旅行に出たくなります。
モニターの画素数とかは、さすがにドットが荒くて、ピント確認などもアバウトですけど、そのアバウトさがかえって心地良い気がするのはなぜなんでしょうか?。
私のもう一台のスナップ機「リコーCX3」のモニターは「96万ドット」で高精細ですけど、ふらりと漂うようにスナップしてるときには「モニターなんてどうでもいいや」と思ってしまうものです。
要は「ちゃんと見えればいい」。
今日は晴天で、野外での撮影でしたが「モニターが光って見えない」ということは、なんと一度もありませんでした。
CXも、まあまあのモニターですけど、時々見えなくなります。
画素数と反射というのは、案外と相反するものなのかもしれません。

このカメラで「出色」なのは、望遠の倍率なんかではありません。
実は「マクロ」なのです。

「スーパーマクロモード」にセットすると、焦点距離は固定されますが、1センチまで寄れます。
通常のコンデジでも可能な機種は多いですが、このカメラの場合は「広角端」ではありません。
標準よりの望遠域です。
感覚的には7~80ミリ(35ミリ換算)でしょうか?。
そしてマクロモードにすると、AFが「ジワリジワリ」になります。
要は「しっかりあわせるからね!」という感じ。
これはスーパーではないマクロモードでも同じです。
最長焦点距離でもマクロモードは使えますが…動かない被写体オンリーだと考えておくべきでしょう。

最単焦点は28ミリ。
まあ、こんなものでしょう?というところ。
歪みは大きめです。

色はアッサリ系。
オリンパスブルーが出る時もありますが、昔ほどではないです。
発色は比較的ニュートラル傾向です。
色を変更しようにも、その設定がありませんが…まあ、その辺はいくらでも加減が利くようになりましたからいいでしょう。

「野鳥モード」というのがあります。
要は「クロップ」で、画素数を半分以下にして、被写体を大きく撮る、というやつです。
自動的に最長焦点距離までズームされます。
AFは、お世辞にも素早くはありません。
大きな期待はするだけ損です。
手振れ補正もそこそこ…これもまた古いから当然ですね。

動画も一応撮れます。
720Pが最高で、ファイルのプロパティで見たところ、フレームレートは約30fpsで、ビットレートは約13Mbpsでした。
HD動画画質ということですね。
やはり動きものを見ると、スムーズさには欠けますが…取材的に使うにはいいと思います。
なお、音声同時録音をONにすると、電動ズームは使えません。
OFFにすると使えます…まあ、音が入るってことでしょうけど、割り切り的にすごいですね。

あと、なぜか「暗いところ」でのAFが苦手です。
イルミネーターの出来が悪い気がします。
ただの赤いライトみたいですので。

キャップは「かぶせ蓋」で、原始的ですけど、合理的です。
電源オンでポコン、と外れます。
フィルター用のネジなどは切ってないので、フィルターやテレコンは付きません。
改造すれば可でしょうけど(ステップアップリング他を使えば出来るかもしれない)。


…詰まる話が「なんでも撮れるよ…うるさいこと言わないなら」のカメラです。
万能性を突き詰めている。
その「平凡性」が、かなり高いレベルで実現されているカメラです。
車窓の風景を動画で撮ったりとか、キレイな花をマクロでとらえたりとか。
看板を撮っておいたかと思えば、動物園などでも活躍してしまう。
ちなみに「パノラマ」も撮れますが…これは「三枚撮って合成する」タイプで、スイング方式じゃありません。
センサーがCCDなので、それほどの処理能力が望めないのでしょう。

「こういうカメラ」というのは、実は案外と少ないんです。
通常のコンデジのような「四角い箱」だと、どんなに望遠を長くしても、撮りずらいんですね。
グリップがちゃんとないと、望遠撮影はやっぱりシックリきません。
しかし「ガタイが大きい」と、あまり持ち出したくなくなります。
フジやキヤノンなどのタイプは「タテ・ヨコ・厚さ」が案外とありますし、それが結果として重さにつながったり、また、見た目の鈍重感につながったりしてしまいやすいのです。
実際、ストラップを首にかけてカメラを吊ってみれば一目瞭然です。
このカメラは、レンズがあまり下を向きません。
フジなどのタイプは、どうしてもレンズが下がってしまいますし、歩くときにそれは「重さ」となって、首に負担をかけてしまうのです。
…以前は、こういった「小型化設計」をされていた高倍率機もあったのですが
(キヤノンの「パワーショットS5is」など、名機がありました)
最近はどういうわけか無いのですよね。
多分、ミラーレスカメラの市場を睨んでのことでしょうけど。

本来の目的とは違う部分で「気に入った」カメラとなりました。
壊れるまで使えれば、と思います。
…まあ、それほどには持たないとは思いますけどね(汗)。

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