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2019年4月 4日 (木)

万葉集と、すくらっぷ

「ココログ」全面リニューアルした、というので、記事書くかな?と。

 

もうすぐに「改元」になる、ということで、次の元号は「令和」となるらしい。
まあ、良し悪しはここでは置いておくとして、元号のヒントは「万葉集」からとのことなので、すこし万葉集について触れてみたいと思う。

 

私のブログのテ-マのうちの一つは「すくらっぷ・ブック」なので、まずは作中に用いられている万葉集を紹介してみましょう。

 

「君が行く道の長手(ながて)を繰り畳(たた)ね焼き滅ぼさむ天の火もがも」

 

…あなたが行ってしまう(この場合は流刑の旅)長い道のりを繰り畳んで、焼き滅ぼしてしまう天の火があればいいのに、という意味です。
進学のために、理美ちゃんがイチノ君と離れ離れになってしまうことを憂いて、万葉集の一首に心を託すというくだりですね。
とても「すくらっぷ」の特徴が色濃く出てる回で、普通ならばサメザメと泣くなりして…で、そのうちに忘れてしまうだろうということなのですが、ここでは昔の歌など引用して「キャラたちが、どう考えていたのか?」ということを立体的に見せようと配慮しているようです。
…もっともこのあとに「かがり」ちゃんが「男らしく(汗)」登場して、彼女を張り倒すという(!!)荒業で、急に「少女マンガ」から「少年マンガ」へと返っていくのではありますが。
そして彼を見送る彼女が「自分の志し」を見せたラスト・シーン…「故郷を離るる歌」を、自らのオカリナで吹き送り出していく、という流れへと連なっていきます。

 

最初「道(未来)を焼き滅ぼしてしまう」というシーンから始まって、最後には「旅立ちへのエールを送る」ということで終わる流れというのは「自らが強く望む欲というもの」を「他者にギフトしていくことで昇華させていく」行為への変遷であり、それがつまり「成長」なのだ、ということを、小山田先生は描いていたのだと思います。

 

 

 

 

 

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