フォト日記「あるふぉと」

2019年3月18日 (月)

ムービー使ってみました。

デジタルムービーを買って初めて「本気使い」してみた。
しっかりと三脚に据えて「河津桜」の咲く公園を撮影して回った。

今回買ったムービーは、広角が結構効くのがお気に入り。
やはり発色は少し「地味め」ではあったが、誇張され過ぎない色は自然だと言って良いだろう。
この辺りが「デジカメ動画」とは大きく異なる点。

異なる、といえば「ボケの汚さ」というものにはビックリさせられた。
これほど汚いボケ具合は、おおよそどんなコンデジでもあり得ない。
これは詰まるところ「センサーサイズの小ささ」と、超高倍率でのレンズ設計によるものだろう。
特に木の枝のボケ具合がひどく、これではとても安心してボカせないと思った。
背景を単純化することは必須と思う。


自分は「鳥」は撮るけど、ムービーにしたいのは風景がメインだ。
花や紅葉を撮る機会が多い。
これからは桜も撮りに行くはず。

今まで撮影に使ってきたのは、ムービーだと「三板式CCD」仕様のものと、それにデジカメでの動画。
ともに小さな不満はあったが、使い分けもしてきたし、それほどの不満は無かった。
しかし「これ」だと、流石に少し風景だと荷が重いなぁ、と感じる。
100点満点だと65点くらいかな?。

うーん、なかなかままならぬ、というか。
デジカメは精細だが、発色があまり好みじゃない場合がある。
それに、あまり凝ったことができないのも気になる。
ムービーは色は好みなのだけど、ボケ味はじめ、画質にやや難ありだ。
超高倍率のコンデジが一番理想に近いが、今度はズームなどで満足いかなかったりする。
困ったものだ。

色彩に関しては、現在使用している映像用ソフトで彩度くらいは上げることができる。
メリハリなどはどうにかなるのだが。
デジタルの世界も、なかなかに凝り始めてしまえば奥が深い。


2019年3月10日 (日)

今度は「デジムービー」です!

デジタルムービー買ったった(笑)。

またまた中古。
本当はもう少し後で買うつもりだったけど「鳥撮り」に使えば音声も撮れるしね、と
(なぜかSP-800は、光学ズームだと音声が撮れない)
まあ、そういう「言いわけ」を自分にして、溢れる欲情を抑えたワケさ。

カメラ沼、レンズ沼の恐ろしいところは「使ってみなきゃわからないだろ?」ということ。
実際その通りで、ある程度の経験から使えるか使えないか、必要か要らないか、というのは判断できる。
しかし、必ずしも「その通り」にならないというのは往々にしてあって、結局「欲望通りに動いたのが正解」ということも、案外と多かったりする。

今さっき、近所の池で「カモ」たちを撮ってきた。
エンコをしながらこれを書いているが…やはり画質は専門機だけあり、良い。
何よりも良いのは「電動ズーム」がスムーズなことで、これはコンデジの高倍率機ではなかなか出せないところだ。

高倍率コンデジは本当に「何でも屋」であり、スチルもムービーもそつなくこなすが「もう一歩」というのがいつもつきまとう。
ズーミングのスムーズさだったり、音声の粗雑さだったり、長焦点域での画質の破綻だったり…。
専用機は、例えそれが最安の機種だったとしても、その辺のツボは外さないのがさすがと思う。
まあ、こと「野鳥」に関して言えば、高倍率機も「かなりのレベル」まで来てるし、使えないとは思わない。
しかしそれが風景とか、何らかの形で「見せる」要素が必要になるとき、ズーミングでの場面展開は外すことができない。
最近は「4K」の威力で、デジタル的にズーミングをさせるという技術もあるが…これにはPCの「高スペック」がどうしても必要で、また違う部分での負担がかかってきてしまう。
結局、フィルム時代と変わらない「パンニング」だったり「ティルト」だったりという「技」はまだ必要なのだ。

適材適所、というのが、結局私のような「貧乏カメラマン」には合っているのだ。
安いデジ一眼、安い超高倍率コンデジ、安いデジムービー…これで意外と満足してる。

…「河津桜」はまだかいな?と、家を出てきたけれど、結局は少し早かったようで。
花のほうのテスト(ムービーは細かい被写体を撮るときに、性能の違いが出やすい)は出来なかった。
なんだかオイオイとしてるうちには、きっとソメイヨシノが咲きだしてしまうだろうな。
スギ花粉症は嫌だけど、春は次々と花が咲きだすし、好きだ。

2019年2月24日 (日)

「オリンパス SP-800UZ」購入

「オリンパス SP-800UZ」なるコンデジを中古で買いました。
まあ新品で売ってるわけない…もう10年近く前に販売されたカメラですからね。
なので御多分に漏れず、色々と「あります」が…まあ、そんなものです、大古の中古なんて。

なぜまたコンデジなんかを買おうかと思ったか?というと…
「以前使ってた超高倍率ズ-ム機を売っちゃった!」からなんです。
要は食べてしまったと。

それからの日々は、悔やみと諦めを繰り返しする毎日で…やはり一応は「バード・ウォッチャー」なので、使えるカメラの一つも無い、というのは如何なものかと。
見るだけでもそれは楽しいのが野鳥ですけど、やはり「カメラの人」ですから、写真に残したいという意欲は大きかったりします。
厳しい厳しい財政事情を睨みながら、何とか使えるものはないかしら?と、毎日ネットの中古サイトを見ていたのですが…そこに「コレ」があったわけです。
先に書いたように「わけアリ的な」個体でしたけど、いいやもう、と。
心の整理のほうが大事だったですからね。


それで…このカメラ、中古でもあまり出回ってないんですね。
オリンパスのカメラらしく「個性的」なカメラで、同じ超高倍率機のフジのものとか、キヤノンのものとかと、少し方向性が異なっています。

まず「電池」ですが…単三電池じゃありません。
単三電池も良いところはあるのですが「小型化」のためには「パックリチウム電池」の方が有利です。
このカメラに採用されているのは「LI-50B」というタイプで、オリンパスではよく使われてるタイプです。
ちなみに、リコーのコンデジでも一部採用されています(型番は異なります)。

この電池をグリップ部に収納するため、グリップがとても細身です。
私は手が小さい方ではないので、単三電池でも苦は無いのですが…ただやはりグリップは細身の方が握る力が要りません。
それに、グリップを細身にすることで、全体のデザインが「小振り」であっても、おかしく感じません。
この辺りは流石に、名機「OM-1」を作り出した、オリンパスのノウハウが活かされています。
レンズ鏡筒も、それほどまでに大きく太くは無くて、ちょっと見「30倍ズーム」という感じはしません。

このカメラ一つと、予備の電池だけ持って、ふらりと旅行に出たくなります。
モニターの画素数とかは、さすがにドットが荒くて、ピント確認などもアバウトですけど、そのアバウトさがかえって心地良い気がするのはなぜなんでしょうか?。
私のもう一台のスナップ機「リコーCX3」のモニターは「96万ドット」で高精細ですけど、ふらりと漂うようにスナップしてるときには「モニターなんてどうでもいいや」と思ってしまうものです。
要は「ちゃんと見えればいい」。
今日は晴天で、野外での撮影でしたが「モニターが光って見えない」ということは、なんと一度もありませんでした。
CXも、まあまあのモニターですけど、時々見えなくなります。
画素数と反射というのは、案外と相反するものなのかもしれません。

このカメラで「出色」なのは、望遠の倍率なんかではありません。
実は「マクロ」なのです。

「スーパーマクロモード」にセットすると、焦点距離は固定されますが、1センチまで寄れます。
通常のコンデジでも可能な機種は多いですが、このカメラの場合は「広角端」ではありません。
標準よりの望遠域です。
感覚的には7~80ミリ(35ミリ換算)でしょうか?。
そしてマクロモードにすると、AFが「ジワリジワリ」になります。
要は「しっかりあわせるからね!」という感じ。
これはスーパーではないマクロモードでも同じです。
最長焦点距離でもマクロモードは使えますが…動かない被写体オンリーだと考えておくべきでしょう。

最単焦点は28ミリ。
まあ、こんなものでしょう?というところ。
歪みは大きめです。

色はアッサリ系。
オリンパスブルーが出る時もありますが、昔ほどではないです。
発色は比較的ニュートラル傾向です。
色を変更しようにも、その設定がありませんが…まあ、その辺はいくらでも加減が利くようになりましたからいいでしょう。

「野鳥モード」というのがあります。
要は「クロップ」で、画素数を半分以下にして、被写体を大きく撮る、というやつです。
自動的に最長焦点距離までズームされます。
AFは、お世辞にも素早くはありません。
大きな期待はするだけ損です。
手振れ補正もそこそこ…これもまた古いから当然ですね。

動画も一応撮れます。
720Pが最高で、ファイルのプロパティで見たところ、フレームレートは約30fpsで、ビットレートは約13Mbpsでした。
HD動画画質ということですね。
やはり動きものを見ると、スムーズさには欠けますが…取材的に使うにはいいと思います。
なお、音声同時録音をONにすると、電動ズームは使えません。
OFFにすると使えます…まあ、音が入るってことでしょうけど、割り切り的にすごいですね。

あと、なぜか「暗いところ」でのAFが苦手です。
イルミネーターの出来が悪い気がします。
ただの赤いライトみたいですので。

キャップは「かぶせ蓋」で、原始的ですけど、合理的です。
電源オンでポコン、と外れます。
フィルター用のネジなどは切ってないので、フィルターやテレコンは付きません。
改造すれば可でしょうけど(ステップアップリング他を使えば出来るかもしれない)。


…詰まる話が「なんでも撮れるよ…うるさいこと言わないなら」のカメラです。
万能性を突き詰めている。
その「平凡性」が、かなり高いレベルで実現されているカメラです。
車窓の風景を動画で撮ったりとか、キレイな花をマクロでとらえたりとか。
看板を撮っておいたかと思えば、動物園などでも活躍してしまう。
ちなみに「パノラマ」も撮れますが…これは「三枚撮って合成する」タイプで、スイング方式じゃありません。
センサーがCCDなので、それほどの処理能力が望めないのでしょう。

「こういうカメラ」というのは、実は案外と少ないんです。
通常のコンデジのような「四角い箱」だと、どんなに望遠を長くしても、撮りずらいんですね。
グリップがちゃんとないと、望遠撮影はやっぱりシックリきません。
しかし「ガタイが大きい」と、あまり持ち出したくなくなります。
フジやキヤノンなどのタイプは「タテ・ヨコ・厚さ」が案外とありますし、それが結果として重さにつながったり、また、見た目の鈍重感につながったりしてしまいやすいのです。
実際、ストラップを首にかけてカメラを吊ってみれば一目瞭然です。
このカメラは、レンズがあまり下を向きません。
フジなどのタイプは、どうしてもレンズが下がってしまいますし、歩くときにそれは「重さ」となって、首に負担をかけてしまうのです。
…以前は、こういった「小型化設計」をされていた高倍率機もあったのですが
(キヤノンの「パワーショットS5is」など、名機がありました)
最近はどういうわけか無いのですよね。
多分、ミラーレスカメラの市場を睨んでのことでしょうけど。

本来の目的とは違う部分で「気に入った」カメラとなりました。
壊れるまで使えれば、と思います。
…まあ、それほどには持たないとは思いますけどね(汗)。

2019年1月27日 (日)

ミノルタ時代のレンズを試してみた

再びSONYの「α」関連の話。

SONYのαシリーズには、大半の「ミノルタαシリーズ」のレンズが装着できる。
一部機能制限はあるが、その機能制限が「少ない」のが、αの美点の一つかもしれない。

…というわけで「AF35~105 New」というレンズを「ジャンクで」買ってきた。
ジャンクとはいえ、状態はなかなかよろしく、コーティングなどの劣化も無さそうだった。
まあ、二千円もしないレンズなので、ダメならばダメでも宜しい。
気楽なものだ。

それを今日、使ってみた。
結果をまとめるとこうなる

1、解像度
大幅な破綻無し。
デジタル専用レンズと異なり、割合と絞って使ったほうがいい。
二絞り程度からが良くなる感じ。

2、歪曲
イメージサークルの中心部だけを使っているので、歪曲は少なく、像流れも少ない。
それでもやはり、二絞りは絞りたい。

3、周辺光量
上記と同じく、中心部ゆえに少なめ。

4、逆光耐性
弱い。
著しく、ということはないが、ゴーストより「フレア」が出やすい。
全体のコントラストが落ちてしまうので、逆光での撮影は気を付けたい。

5、色乗り
やや浅い。
コントラストが低いということとの相関性があると思える。
順光ではそれほどの差は出ないが、逆光では顕著。

6、ボケ味
悪くはない。
主観でしかないが、コマ収差から逃げられるという意味で、周辺でのボケの形は悪くない。

7、AF
時々シャッターボタンでスタートしないときがあった。
理由はわからない。

総合してしまうと
「見た目、コントラストが高い状態での光線、もしくは被写体で、なおかつ順光状態に近いような状況であれば、キチンと写る」
「マクロがそれほど効くわけではないが、メモ的に撮影していく場合には、小型のレンズの利点が生きる」
「内臓フラッシュと比較的相性が良く、マクロ域でケラレが出にくい。ただしADI測光は不可」
…といったところ。
サブボディにつけたままで持ち歩くという使い道がいいのかもしれない。


しかしやはり、というか、今回の結論としては
「デジタル対応レンズに比するものではない」
というのが、偽らざるところだった。

一方で、旧型の(初期の)αレンズも対応しているから、それらを装着して楽しむというのもいいと思う。
AFも正確であり、また「現役時代」よりも素早くなっているというのは美点だろう。
特に単焦点レンズは、面白そうだ。
マクロもとてもお値ごろな価格になっているし、ぜひ入手したいと思っている。


2019年1月22日 (火)

αに還る

以前にもこのブログに書いたのだけど「α-7000」に初めて出会った時の感動は忘れられない。

隣町の、アマチュア写真愛好家が屯しているような、小さな写真店。
その2階で「ミノルタAF機のプレゼン」がある、という記事を、地元新聞の欄で見かけたのが最初だった。
その時「ミノルタの?」というのが、私の正直な感想で、本格的なAF機を「ミノルタが創り出した」というのが、どうにもピンとこなかったのだ。

当時、AF機というものは「MF機に対しての、AF」という位置づけでしかなかった。
ニコンのF3や、キヤノンのF1に代表されるMF高級機は「その精度や質感」で、写真家を魅了していた。
ファインダーの「キレ」であったり、巻き上げレバーのガッシリ感であったり…「機械としての高級感」なしに、カメラの質というものが語れなかった時代だった。

然るに「巻き上げレバー「も」無いカメラ」というのは、そのカメラに対しての「蔑称」だった。
オモチャだろう、まともな写真なんぞ撮れないカメラだろう、というのが、当時のカメラマンの間では罷り通っていた常識だったのだ。

「ミノルタ」は「XD」シリーズ初め、最高級機とは少しだけ「袂を分けた」カメラづくりをしてきたメーカーだった。
「X-1」などの高級機を出してきた歴史もあるが、それは長くは続かず、単発状態に終わっていた。
私たちアマチュアカメラマンの間では「ミノルタには、ニコンやキャノンほどの技術は無いのだろう」という、ある意味「誤った常識」が罷り通っていたのだ。
そこになんと!「AF・プログラム露出・モータードライブ内蔵」という「スペシャルな機体」を引っ提げ、ミノルタが突如割り込んできたのである。
多くのレンズ群を引き連れ、アクセサリーも揃えて、だ。
そのときのカルチャーショックと言ったら…言葉にならないくらいだった。

隣町のカメラ屋で、初めて実機を触ってみて、そして再び驚かされた。
その「水準の高さ」といったものが、他のメーカーの「それ」に比して「桁違い」だったからだ。
シャッターボタンに触れると、被写体が「張り付くように」感じるほどに速やかに動くAF。
巻き上げレバーなどは無いけど、ショックをあまり感じさせず、静かに動くモータードライブ。
かといって巨大なのかと問われれば、その大きさはドライブを装備したMF機よりも「はるかに小柄」だった。
ファインダーは明るくて、キレも良かった。
ボタンとレバーしかない軍艦部は面食らったが、フォルムそのものは斬新かつ未来的で、直線メインのスタイリングは垢抜けて見えた。
おまけに「単四電池」で動く、ということも、驚かされた一つだった。
モーターを複数内蔵しながらも、これからがちゃんと動くということは、省電力設計が十分になされたという証拠だ。

叔父が買ったカメラを時々持ち出して、撮影もした。
当時の私の愛機は「キヤノンA-1」だったが、妙に相性が悪くて、ここぞというときにもっていくのに気が引けたというのもある。
35-70ミリの標準ズームと、100-200ミリの望遠ズーム。
それにフラッシュがあった。
…確か叔父は、その後にコンパクトカメラを買って、デジカメに移っていったはずで、αは旅行などの折に持ち出していた程度だから、最後までキレイな状態だった。
もし、自分がキヤノンユーザーでなかったとしたら、そのままαを使い倒して、あまり浮気もせずにいたかもしれないな、と思うと、売ってしまったことが惜しくも思われる。
譲ってもらうべきだったかもしれないが。

あれこれの「思い出」があって、αは「偲び思うカメラ」なのだ。
何度目かのαユーザーとなり、そしてデジタル時代に入って「初めての」α(SONY)ユーザーとなり、往時のことを思い出す舞台が整ったという感じだ。
…さあ、何のレンズを買おうかな?。

2019年1月20日 (日)

旧友再会、αよ永遠に!

前回に書いたカメラというのは、SONYの「αシリーズ」の一眼レフでした。
このカメラ、マウントに「Aマウント」という、かのフィルムカメラ時代の名機「α7000」と同じマウントを採用しているのです。

しかし「同じマウント」だからといって、機能が制限されてしまうカメラも多くあります。
某Nメーカーのカメラなどは「使えそうで使えない」ということもあるようですが、フィルムカメラのAF時代に思い切ってマウントを変えてこなかった「ツケ」が出てしまったのかもしれません。
αの場合は、マウントを全く異なるものに変えたので、電子接点などの拡張に自由度がありました。
これがデジタル時代になっても活き、過去のレンズがデジタル一眼でも使用可能、という「嬉しい誤算」を生んでいます。

リサイクルショップの「ジャンクコーナー」には、この「Aマウント」のレンズたちが「信じられないような価格」で並んでいます。
高いものでも3千円くらいで、安いものだと1千円台。
しかも状態が案外と良さそうなものがあったりします。

これらのレンズをとっかえ引っかえと見ていることの、なんという楽しさ!。
「昔のあのレンズたち」が、簡単に買える値段で目の前にあるのですから、それだけでもう気分は極楽です。
しかも、一部の機能(ADI調光など)が不可なのを除けば、AFだろうが、AEBだろうが、自由に使えるのですから。
なにか「青春が逆戻りしたような気分」になってしまうのですね。


「αシリーズ」には、いろいろな思い出があります。
フィルム時代のαは、α7000を始め数台のカメラを使ってきました。
叔父のカメラを借りての科学万博や、300ミリF4の「大口径レンズ(?)」をつけて取材した「α7xi」。
あの時が一番本気で「プロカメラマン」を目指していた時でした。

αブランドは、ニコンともキヤノンとも違い、どこかアマチュア的な匂いがあるカメラではありました。
しかしだからと言って手抜きらしい部分はなくて、外観や手触りはファミリアだけど、ファインダーの出来などは二大メーカーに勝るとも劣らないものがありました。
α7000が発売されてから、もう30年以上経過しているわけですが、未だにキチンと動く機体があることに驚かされます。
レンズも油切れなど無く、スムーズに動くズームリングなどを見て、見かけぬよらぬタフさに驚きます。
意外にもズシリと重いレンズですが、金属を材料として多く使っていた証左でしょう。

そんなカメラやレンズたちを見ていると、何か「仲間意識」みたいなものが芽生えてくるから不思議です。
「さあさあ!ウチに来いよ!」みたいな(笑)。
財布の紐が緩んでしまうのを、大いに自覚してしまいますね。

しかし…財政的にも厳しい日々ではありますが、このように「旧友」に出会えることは、殊の外嬉しいものです。
1千いくらで幸せが買えてしまうなんて…αのデジタルを買わなければ…いやそもそも「SONY」が「コニカミノルタ」のカメラ部門を吸収しなかったら、ありえなかった話だったりします。
SONYがαを販売し続けてくれたことで、このような「奇跡」も起きたということですよね。


楽しみが一つ増えました。

2018年3月 7日 (水)

老眼と、ファインダー

私は「近視・老眼・乱視」と、3セットそろうほどに目が悪いのです。

近視は小数点二けた台なので、かなり悪いほうです。
老眼は、平均で言えば比較的悪いほうかもしれません。
乱視は、お月様が3つ見えるくらい悪いです(笑)。

眼鏡をかけないと、まともに生活できません。
もちろん運転もできません。

そんなワタシですから、カメラ選びには難儀してきました。
老眼が入っていない時代から「眼鏡をかけながらファインダーをのぞく」ことでの問題点と戦ってきました。
当初のフィルムカメラは「ファインダー倍率」が割と高めで、しかも「フルサイズ」なワケですから、ファインダーから目が離れてしまうと「全部見えない」という問題が出てきてしまうのです。
ニコンが「ハイアイポイントファインダー」を「F3」に装備してから、各社もいろいろと工夫を講じ、そしてAF時代になってからは、アイポイントは以前よりも「長く」なり、ファインダーすべてが見えるようになりました。
ただ倍率が少し下がり、ピント合わせが難しくはなりましたが、フォーカスは機械任せにしてしまうことで、構図に集中できるようになったのはありがたいことでした。

しかし、デジタル化が進むことで、一番使い方が変わってしまたのは、一眼レフではありません。
「コンパクトカメラ」が、その「弊害」を受けてしまうようになったのです。

フィルム時代のコンパクトは「透視ファインダー」を採用している機種が多数でした。
ズ-ム倍率がそれほどでもない時代だから、それでも間に合ったのです。
透視ファインダーにピント合わせは関係無かったから、それほどに正確なものでもありませんし、それで良かったのです。

しかし「デジタル」になると、その常識は全く通用しなくなります。
デジタルカメラの利点として「撮った画像がすぐみられる」というのがあります。
デジカメには「モニター」しかありえない、というのは、ある意味正鵠といえるでしょう。

しかしこの「モニター」というやつが「曲者」でした。
デジタル化によって増えてしまった「ボタン類」。
そしてそれを配置する場所は限られている。
ほとんどは「後ろ」に配置しなければいけないわけですが…そこに「どっしり」と鎮座しているのは「モニター様」なのです。
「タッチパネル」というものも、考えられはしました。
しかし「操作したくはないのにしてしまう」というケアレスミスを生んでしまうという大きな欠点があります。
だから、すべてをタッチパネルで賄うということは事実上不可能でした。

それに加えて大きな問題が発覚してしまいます。
「近視老眼の人間には、モニターはつらい」という事実です。

「近視」は「遠くのものが見えない」状態です。
そして「老眼」は「近くにピントが合わない」状態です。
相反する現象が同時に起きることの不思議さですね。

結局、近視を凹レンズで補正します。
自分のすぐそばだけ見る分には、裸眼でもいいのですが…それではとてもじゃないけど生活はできません。
なので近視のほうをどうにかしたいわけですが…今度は「老眼」の弊害が出てしまいます。
「近くにピントが合わない」のです。
離れれば見えますが…今度は対象がとても小さくなります。
新聞の文字もまともに見えません。

カメラのモニターは、大きくても3インチそこそこ。
トランプカードみたいに小さい面積でしかないから、つまり「細かいところ」は分かりづらいのです。
それに加えてこの「近視老眼」の弊害が重なるとどうなるか…つまり
「小さいモニターを、遠くに離して見る」という、とんでもない事態になってしまうわけです。
…これはもう「苦行」です。
いったい、カメラメーカーは何を考えているのか。
デジタルカメラが出たての頃は、本当にガッカリさせられたものでした。
「これじゃあ、撮影もできないよ!」と、いったいどれくらいの人が嘆き悲しんだことでしょうか?。

しかし、というか、当然というか、メーカーは「EVF」というものをカメラに装備させだしました。
「のぞく場所」が2か所というのもへんてこりんな感じはしますが…まあ、それはいいでしょう。
最初は画素数が少なくて、あまり実用的ともいえない代物でしたが、現在はかなり高画素化し、また、変なユレのようなものも少なくなっていますので、十分に実用的ですね。

ここのところ、カメラを「とっかえひっかえ」し続けている、というのは、ここでも過去に書きました。
しかしそれが「なぜなのか?」については「まあ、こういうことだろう」ということで、自分で納得してきました。
その結果として「売買サイクル」が止まらなかったわけです。
皮肉なことでした。

しかしようやっと、その「真意」が見えてきました。
つまり
「画像がちゃんと見えなくて、イライラする!」
…という、実に単純な理由だったわけです。
分かってしまえば「なーんだー?」ということですが、ここにたどり着くまでの「ギセイ」は大きかったです(泣)。
…理由が解明されたので、ともかくは、ということで「EVF付きミラーレス機」を買ってきました。
中古の安物です。
今は充電中で、これからアップデートしますが…多分、これでなんとか「肚の虫」は治まってくれると思います。

近視老眼の方!…特に近視の度が強い方で、眼鏡使用者の方は、ファインダーなしのカメラを買っちゃいけません!。
必ず飽きますから。

2018年3月 6日 (火)

「EOS KIss M」に想うもの

「EOS Kiss M」が出ましたねー!。

初めて「Kiss」がネーミングされての、キヤノンミラーレス機。
しかし実はこれ「大きな意味を持つもの」だと、私は思っています。

キヤノンは「Kiss」をつけた機種を初めて発表をするときにはいつも「大きな決断」をしてきています。
フィルム機でのそれは「すごく軽量な、AF一眼レフ」として。
デジタル機でのそれは「値段をぐっと抑えた、誰でもが手にできるデジタル一眼レフ」としてのものでした。
そして今度は「ミラーレス」ですが…今までの経緯からすると「ネーミングバリュー」を頼ってのことだとは思えない。
そう思う理由が「EVFの装備」なのです。

ハッキリ言いましょう。
これは
「デジタル一眼レフシリーズ」からの「Kissブランドの排除」および「ミラーレス機への移動」です!。
もっと言ってしまうならば「Kissブランドは、ミラーレス機としての専用ネーム」として使用していくのではないか?。
そういうことなのです。

現在、キヤノンのデジタルカメラ群は「やや煩雑化」しています。
デジイチがあり、ミラーレスがあり、高級コンパクトがあり、普及機があり…と、種類が多い。
デジタルは、普及機種と高級機種の「差別化」が「しづらい」ところがあります。
フィルム時代は、作りにせよ、写りにせよ、そこには差が明確にありました。
しかしデジタル時代になってからは、ともすれば携帯電話のカメラで撮られた写真でも、そこそこ見られるような出来になっています。
こうなるともう「カメラづくりで食っていく」というのは、かなり無理がある話と言えましょう。

「ニコン」は、ミラーレスの生産とコンデジの生産をストップしようとしています。
「オリンパスとパナソニック」は、マイクロフォーサーズ規格のミラーレスと、少しのコンデジ。
「ソニー」はほとんどがミラーレスで、センサーサイズが異なる。
「リコー(ペンタックス)」は、ミラーレス機を諦めたのか、新機種を出しません。
各分野で、まともに開発と販売を行っているのは、実はキャノンのみなんですね。
それもさすがに限界というか、難しいのではないでしょうか。

そこで「デジイチの中の普及分野を、ミラーレスに移動しよう」と考えるのは、おかしなことではありません。
しかしそこには一つ問題があります。
「望遠レンズとかはほしいし、連写性能もそこそこ欲しい…だって、娘の晴れ姿を撮るんだからね!」
…という方々です。
動画も撮りたいとか、それなりに明るいレンズじゃなきゃダメとか、案外と要望は高いものがありますね。

そういう方たちが頼りにしてきたのが「Kiss」の存在です。
ボディにまでは予算が回らないから、ということですね。
とりあえずはこれで始めて、あとでスペックアップしよう、ということでしょうか。

「EOS Kiss」は、本当に優れたカメラです。
ですから、キヤノンは本当はミラーレス機を持たなくても良かったはずですね。
実際、最初のミラーレス「M」は、一眼のパーツの流用というか、作り方はミラーとファインダーがない一眼レフ、という感じでした。
時間ごとに良くなっては来ましたけど、それでも性能として一眼を超えるというものではありませんでした。

性能的に劣るものを、ユーザーは敢えて買おうとはしない。
他社ならば「じゃ、止めようか?」になるでしょう。
しかしキヤノンはなんと「Kissブランド」を、ミラーレスに冠してきたのです。
そこには明らかな「本気」が見えます。
「スペック重視な人にも売れるミラーレスを作らなければいけない」
…そう考えたのだと思います。
それ故に「Kiss」を出してきた。
そして「同じ舞台に並び立つ存在は必要ない」はずですから、ミラーレスの未来にキヤノンは「賭けた」のだ、と思います。

「EVF」は、光学ファインダーに代わる存在となった。
APS-Cのセンサーは、多画素化に耐えるだけの面積がある。
処理能力も上がってきたし、コントラストAFも熟成が進んできた。
「もう、ミラーボックスは要らない!」と、そうキヤノンは判断したのかもしれません。
レンジファインダーから一眼レフへと主流が変わっていった歴史があるように、これからは「ミラーがあるカメラ」と、そう一眼レフは呼ばれるようになるのかもしれませんね。

次回は「老眼と、ファインダー」という題で書きます。

2017年10月13日 (金)

RICOH PXを使って

RICOH PX」というカメラを入手しました。
もちろん中古です。

実際に買ったのは、もう半年近く前の話。
行きつけのアウトレット屋さんのウインドウに、何気に座っていたのを「お持ち帰り」したのです。
このカメラは実は「防水仕様」で、水中でも撮れます。
見かけは小さくて「大丈夫かな?」と思いますけど、かなりタフなカメラのようです。
まあ、水に沈めたりとか、落っことしたりとかしてないので、実証は無理ですが。

元々「雨の日に気軽に撮れそうなカメラはないだろうか?」と模索してたので、買ってしまうのはもう「流れ」でした。
雨の日は、光線がやわらかで、コントラストが低い一方で、思いのほか「豊か」な画が撮れるのです。
「光が回っている」と言いますけど、工夫もなしでそういう画が撮れるチャンスとも言えます。

Rimg0004_4

私はマクロを使う機会が多いので、ある程度は被写体に寄れないと困ります。
あと、あまりブレてしまうのもよくない。
欲を言うとキリがなくなってしまうので、それらがある程度敵うカメラ、というと、こういった「防水コンデジ」になるというわけです。

Rimg0010

購入してから数回撮影しました。
車内に「入れっぱなし」にして、記録用カメラとしても使っています。
近所の公園から、日光中禅寺湖周辺、草津の奥の酸性水が満ちている「苔の茂った公園」と、それなりに精密機器には宜しくは無い環境でしたが、特に問題は起きませんでした。
特に草津あたりは、大気に硫化水素が混じっているということもあって、通常のカメラのように「首から下げっぱなし」というのは、あまりオススメできません。
実際、精密機器がよく壊れますし、車の錆び方もハンパではありません。
そういったことをあまり気にしないでいい、というのも、ありがたいところですね。
日光ではずっと霧の中で、不快指数100パーセントという状態でした。
暑さと、湿気で簡単にバテてしまいます。
カメラにも悪条件ですが、いや全く気にならない!というのは、ありがたいものです。

ここでカメラの使用感について、少し書いておきます。

Rimg0030001

先に言ったように、このカメラは「小さい」です。
防水なのか?と疑うくらいに。
やや厚さはありますが、それでもズボンのポケットに入るくらいのサイズです。

Rimg0034

リコーの銘機「CX」を継承し、マクロ機能も優れています。
さすがにCX程ではありませんが、望遠側でもそこそこ寄れます。
過度の期待は出来ませんけど。
ストロボの調整も、望遠側だとまあまあ、といったところでしょうか?。

描写は「とても繊細な」写り方をします。
ただし!…露出やら、WBやらは、かなり「いい加減」です。
後処理が必ず必要になる描写です。
高感度もノイズが多く乗るタイプで、お世辞にもよろしくありません。
低感度で頑張るしかありません。
これはセンサーサイズを考えればこんなものか?とも言えますが、CXが素晴らしかったのを思うと、かなりの落差にがっかりしますね。
ただ、線そのものは細くて繊細ですから、後処理を考えながら撮影すれば、良い画像を得ることも可能だと思います。

Rimg0002

モニターの見やすさもそこそこ。
もともとドット数が少ないので、こんなもんでしょう。
これもCXと比較すると間違えます。
電池の持ちは、あまり宜しくないようですが、中古なのでいかんとも。
充電はコードを本体につないで出来ますが、蓋が開けっ放しになるので、要注意です。

レンズが出ないタイプなので、設計的に難しいのでしょう。
作品作りに!と気張ると、ガッカリする羽目になりますね。
安価版コンデジが防水になって、比較的野暮ったくないもの、と捉えればいいと思います。

このカメラのいいところは「携帯性」です。
レンズが出ないので、そのままバックに放り込んで移動もできます。
私が一番気に入ってる機能が「斜め補正機能」です。
最近はスマホのアプリでもありますけど、非常に精度が高くて、しかも自動で補正してくれる(補正枠を自動設定してくれる)ので、安心感が高いですね。
看板や石碑など、資料を撮っておくのに重宝しています。

リコーは独自のカメラづくりをさせると、本当に素晴らしいものを作りますね。
事務機屋さんらしい、それでいて押さえるところは押さえるような、ツボがわかったカメラを作ります。
これはキャノンやニコンなどには出来ない芸当で、フイルム一眼レフの銘機「XRシリーズ」からの伝統と言えましょう。

2017年7月21日 (金)

鏡が教えてくれた

最近、ふとした弾みで「レフレックスレンズ」を買った。

Img_1471

いわゆる「ミラーレンズ」と言う奴で、フィルムカメラの時代は結構ユーザーがいたんだけど、今はとんと少なくなったらしい。
その一番の理由は「AFが効くレンズがほとんどない」からだそう。
購入して使い始めて分かったのだが、確かにこのレンズくらいの焦点距離
(35ミリ換算で約750ミリくらい!…F値は8!)
…だと、私の目ではもう、まともにピント合わせができない。
撮影すればしたで、コントラストが「ものすごく」低くて、画面全体フレア仕上げのようだ。
これには流石にガッカリした。
大昔にタムロンの500ミリレフレックスで撮影したときは、フィルム仕様ということもあってか、それなりに見られたものだった。
トンボの複眼にもピントは合わせられたし、ハスの花弁でも問題なかった。
これは、私の目がまだ今よりも良好だったということもあるけど、カメラのファインダーが今よりもはるかに大きくて、光のロスが少なかったからできた芸当なんだと思う。
それで流石に辟易したもので、昨日安価ではあるけれど(4000円しなかった)望遠ズームを買った。
一応はキヤノンの純正。
古い時代のものだけど…どうにかAFも作動するみたい。
試し撮りをしてみると、成程、楽だった。
もうすっかりAFに慣れっこになっている自分だというのがよく理解できた。
「若くないな」と思った。
写真の機材に年齢を教えられるなんて、いかにも私らしい。
これからはもう無理や背伸びはしないで、しっかり現代のテクノロジーを使って撮影を楽しんでいこう。
また再び、花の写真を撮り始めている。
暫く食傷気味というか、撮ることに疑問を感じていたので撮らなかった被写体だったが、どこか自分に変化があったのか、撮影された写真を見ると、昔とどこか変わっている気がする。
内面に向かい合っているというか、キレイに撮ろうとか思わず、風景でも心象のフィルターを通すことで「写真に成った」という気がしている。
画像ではなくて、写真を撮りたいと思い続けてやってきたけど、ようやくその「方法」に辿り着きかけているみたいだ。

Yahoo!基金

2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

最近のトラックバック

るみくすのリンク

無料ブログはココログ